トップページ >> 足場工事
足場の歴史は古くはピラミッドにも使用されていたようです。
日本では木材が身近なところで入手できたことから丸太足場が主に用いられていました。
城を建てるときも丸太足場が不可欠でありました。
1950年代に入り、鋼管足場の研究が進み、単管足場が多く用いられるようになります。
その後、枠組み足場が登場し、標準的な足場となります。
足場工事は建物を造ったり、高いところで作業をする上で、とても重要な工事です。
現在も日々技術は向上し、安全性、機能性、またコスト面でも革新し続けています。
足場職人が鳶と呼ばれるようになった理由は、
伝えられている話の1つには、火事場道具に“鳶口”を使うところからきているというもっともらしい説と、
もう1つはこじつけもいいとこで、ご城内で足場をかけて仕事をしていた人夫をさして殿様が、
「あれは何だ?」
と家来に聞いたところが、家来がちょうどその上を飛んでいた鳥のことと勘ちがいして、
「はい、あれは鳶でございます」
と答えてしまったことから、工事現場の人たちがみんな“鳶”という職人になってしまったとか。
江戸時代に町火消の制度ができて以来、鳶をやりながら火消をやっていた。
ひとたび町内で火事があるとたちまち火消としてまっすぐに駆けつけることになる。
町内の世話役の鳶は建て替えのときも大工を呼んだりして、仕事師として仕切り、
建物の解体もお手の物と言ったことで火消として最適だった。
現在では、江戸消防記念会という組織で、その歴史文化を今も尚、伝承しております。
(鳶頭政五郎覚書から一部引用)
楠土建は単管足場、単管ブラケット足場を中心に枠組み、吊り、棚足場など
各現場に合わせた施工をすることができます。
狭い場所の多い一般住宅から大きなビル、看板、設備足場など様々な場所で最適な足場を選択し使う人の
ことを考え、作業性ある安全な足場を作ります。周辺住民、歩行者などの安全面でも十分な配慮を行います。
足場工事は状況に合わせた最適かつ安全で作業性の良いものを作るのは当然のこと、
近隣の迷惑にならないよう十分心がけて作業します。
当社は古き良きものを重んじ、最新技術を取り入れ、安全で最適な足場が組めるよう邁進していきます。
高層マンション、ビル工事などで標準的に使われている足場です。
各部材は軽量で扱いやすい形状となっており、
それでいて高い強度を保持します。
また組み立て、解体が容易であり、種類も多く、
昇降設備なども充実しています。
設置面積も比較的多く取ります。
住宅地などにおける設置面積が狭く、建物の形状が
複雑であったりする時に効率よく設置することができます。
足場板を敷床材とするので作業性も確保されます。
一般住宅において最も使用されている足場です。
主に高い天井、壁面などで作業するためのステージの
イメージです。
高さ広さは自由に架けることができます。お祭のやぐらも
その1つです。
足場下部に稼動できるキャスターを付けると人の手で
容易に移動するローリングタワーもあります。
勾配が急な屋根工事の時に架ける足場です。
工事作業に使用する他に墜落防止や、高圧洗浄の際に
発散する水しぶきの防止にもなります。
足場と組み立て、解体時に先行して手すりを配置する工法です。
常に外側を手すりで囲まれた状態で作業できるので、
墜落する危険性を抑えることができます。